リズム良く、手を叩いてくれてあたしを落ち着かせてくれた。
そのおかけで、今までよりはあまり怖くなかった。

怖かったけどね!


手をつないだまま観覧車から下りて、近くのベンチに座った。

座ったら安心したのか、涙が出てきた。


「ごめんな。怖いおもいさせて…。」

「うん。もう大丈夫だから」


あたしが泣きやむまで何も言わないで翔は、隣にいてくれた。


こういうときに優しくされたら、ホントに好きになっちゃうでしょ!?