みんなの甲高い声がすごい。あたしも、みんなに負けないぐらい叫んだ。



「・・はぁ~・・はぁ~・・コホッ・・叫びすぎて疲れた」


でも、気分転換になったし良かった。


「ち・・ちょっと・・・待ってよ・・はぁ~・・はぁ」


後ろから息をきらしてついて来る翔。


「まだ乗る気!?もう10回も乗ったじゃん!いろんなとこ行きすぎだしー!」


あたしが次の乗り物に乗ろうとしたら、翔が疲れきった表情で聞いてきた。それを聞いてないふりをしていた。