「間宮くん! もしよかったら、アド教えてー!」


間宮くんはちょうど、
海斗と一緒にいた。


今しかないよね♪


「いいよ♪ どーすればいい? あ、紙に書くから、シャーペン貸して!」


爽やかな笑顔で
わたしに言ってくる。


わたしは間宮くんに
シャーペンを渡す。


目、めっちゃぱっちり。
睫毛長いなあ。


そんな目と、
わたしの目が合う。


「はい♪」

「あ、ありがとう! きょ、今日帰ったらメールするね♪」

「うん!待ってる!」





わたし、


ドキドキしちゃったんだ。



ダメだね。