「え………?」
「だーかーら! タクチャン5組に好きな人いるって!」
「おお!なゆやったやん♪このこのー!」
わたしは根拠なしに
なゆに喜びを表現する。
「な…んで…? もう終わりじゃん」
「そんなこと...」
わたしは言いかけたけど
言うのを止めた。
「うち、もっとタクチャンに話しかけてればよかった…」
そう言って、
遠くにいるタクチャンを
セツナイ目で見るなゆを、
わたしは見ていた。
「とりあえず、またなんか情報入ったら報告するよ!」
「うん!よろしく!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…