藍い狼と紅い蝶




ーーーーしばらくすると、殺気を感じた。



「これでもわかんねぇ?」




そいつは余裕そうな笑みを浮かべて俺を見ていた。




こいつ………!!



『ーーーーー!!



な、奈緒!?』