こんにちわ。こんばんわ。さようなら。

「いってぇ!!何すんだ!」

そのお陰で伊織は正気に戻ったけど俺一応、怪我人って事を忘れてないか?

「記憶戻ったとか今は、どうでもいいんだよ。とにかく戒人くんを病院に連れていくよ」

「…お、おう」

タイミングを計ったかのように車が突っ込んで来た。

運転してる人間も連中が、どうなろうと全く関係ないみたいだ。

降りてきたのは皺1つ無いスーツを着た男だった。

俺を抱え後部座席に乗せられる。

「後程、迎えにあがります」

「はいはい…って宇佐ちゃんも乗りなよ」

「お前、1人残せるか!」