こんにちわ。こんばんわ。さようなら。

「今日は鍋にしようぜ」

「ああ」

春真が用意してくれた部屋は最上階の一番広い部屋だ。

春真は「恋人同士なら同じ部屋でも構わないだろ?」の一言で、まともと下の階に住んでいた伊織は上の階に引っ越した。

最初は嫌がっていた伊織も2、3日経つと順応していた。

もっと警戒してくるかと思ったが、こいつと再会した時さえ、そんなに警戒はされていなかった気がする。

「伊織」

「あ?何だよ」

お前自身は何も変わっていない。
なのに、俺の事を忘れてしまった。