こんにちわ。こんばんわ。さようなら。

春真も俺から二つ離れたカウンター席に腰を下ろす。

昨日の野郎は、朝倉さんに促されソファーに座った。

「この人は、舞原戒人や」

何故か春真は拍手している。
「はじめましてー」と棒読みでカウンターにあった玩具で遊びだす。

「……え?はい。
もしかして朝倉さんの知り合いだったんっすか?」

「いや、宇佐ちゃんを捜しに来たんやて。
名前聞いても思い出せんか?」

ま い は ら か い と ?

俺を捜しに…?

「…いや…わかんないです」

なにも思い出せず俯くしかなかった。