こんにちわ。こんばんわ。さようなら。

ー4ー

『伊織、大丈夫だから。
俺がいるから安心して』

『ーーーーー!ーーーーー!』

勢いよく開いた瞳に入り込んだ見馴れない天井。

微かに匂う煙草の香り。

香水が混じって身近で嗅いだことのあるー

「宇佐ちゃん、起きたん?」

朝倉さんの匂いだ。

「…おれ…?」

「体調どうや?」

「?…いえ、何とも…」

俺、昨日どうしたんだ?
朝倉さんの仕事して急に頭が痛くなって…そこから記憶がない…。

「すみません…。俺、迷惑かけ…いてっ!」

思いっきり頭を叩かれた。

「アホか!んな事、どうでもええわ。
宇佐ちゃんが無事なら何だってええねん」