こんにちわ。こんばんわ。さようなら。

「両方の羽根が無いと飛べないからね」

春真は、男の腕に指を指す。

「意味がわからん。
順序だてて話してもらってええか?」

溜め息を溢す朝倉とは売って変わって
楽しそうな春真。

「そのまま話さんままでええけど何も前に進まんだけや。
あと、そんな奴に宇佐ちゃんを渡すとでも思ってるんか?」

さらに深くなる眉間の皺。
舌打ちも盛大になって来る。

「朝倉さんの言う通りだね、
質問には答えようよ。
舞原 戒人くん?」