綾芽が差し出してきたのは、水色の生地に白色のドット柄。
真ん中には小さなリボンもついている。
もちろん下もお揃い。
…可愛い。
綾芽に似合いそう。
清楚系にしたんだね、綾芽は。
「似合うと思うよ」
「ありがとなー。買うか」
「うん」
私と綾芽は水着を片手にレジヘ並ぶ。
ほぼ行列と言っても過言ではないほど混んでいた。
前も後ろも女。
たまに彼氏連れの彼女など、並んでいた。
私たちも適当に駄弁りながら順番を待っていたら15分弱で自分の番が回ってきた。
…思ったより、早かった。
「あたしが払う」
「…え、でも…」
「いいから」

