「嘘はええから、はよ帰れや」 「酷いよ海くん!!…羽音ちゃんがどうなってもいいの?!」 「ちっ…」 弱味を握られとる以上、芽生に逆らうんはやめとこか。 そっちのが誰も傷付かんと済むわ。 「えへへっ、あっ!水着買いに行こー?」 こいつは悪魔やな…。 はあ…どないしたら、俺は羽音に告白できんのやろか。 考えてもしゃあないけど、考えてまうんよな。 …そか。 羽音ん事、意識しやんかったらええんか。 そーしたら、少しは楽になれるやろか。