君との365日


-海音side-

何してんねやろ、俺は。
パジャマ姿の羽音を見とったら不覚にも可愛すぎて襲いたなってしもた。

…ただの変態やん、俺。

せやけど、ほんま可愛えかった。
羽音は何着ても似合うからええわ。

「彼女が居るのに他の女の子の事考えてるの?」

「彼女て…仮やん」

「仮でも彼女じゃん!!」

隣で喚き散らす芽生。
羽音の家から出て、数分歩いとったらこいつを見掛けたってわけや。
勝手に付いてくるんやけどな。

「うっさいわ、黙っとけや」

「…海くん!!」

「何やねん」

「…私、羽音ちゃんの事…嫌いだから」

そんなん、俺から見ても分かるわ。
敵対心丸出しやんけ。
初めて会うた時から、芽生は羽音を嫌っとった。
誰が見ても分かるぐらいにや。

「おん。で?」

「羽音ちゃんも、海くんの事が好きなんだよ?…絶対渡さない」

は?羽音が俺を好き?有り得へん。
散々告白断られ続けてんねんから。

「有り得へんて」

「…ほんとだもん。」