「…そうやったんか。課題の邪魔して悪かったなー。ほな、俺は帰るわ。これ、差し入れや。コンビニのやけどな…課題、頑張りや?」
どこで息してるんだろう…と思いながら海音の話を聞いた。
立ち上がった海音はコンビニの袋を机の上に置いてから私の頭をポンポンっと2回撫でて悲しそうに微笑んだ。
なんで海音が悲しそうな顔するのよ。
悲しいのは、私なのに。
「お邪魔しました」
そう言って海音は出ていく。
海音が出ていったあと、暫く私はその場から動けずにいた。
その気もないのに、優しくしないでよ。
海音の馬鹿。
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