君との365日


「…よぉ、暇しとる?」

暑そうな海音がそこにいた。
芽生ちゃんは居なかったけど。

…なぜ、私の家を知ってるの?
番号もだったし。

この人怖い、なんて。

「…まあ、暇かな。どーぞ、上がれば?」

「すまんなぁ、ありがとやで」

なんて言いながら遠慮がちに家に上がる。
手にはコンビニの袋が握られていた。

「部屋、汚くてごめん」

「汚ないやん、綺麗。…課題しとったんか?」

「うん。早めに終わらせたくて」

どことなく気まずいまま私と海音は話す。
特に用があるわけでもなさそうだけど…。