君との365日


「玲音もドンマイだねー」

っと、銀髪が呟く。
それに対して茶髪は短くこう言った。

「…別に。興味ない」

二人は私の左側を何事もなく通り過ぎた。
茶髪の人からは少し大人っぽい香水の匂いがした。

この街も、不良だらけだなーなんて思いながら私も気にせず歩いた。

「…あれ?」

「…どうした」

「何でもない」

そう言って立ち止まって振り向いた銀髪の存在など知らずに。