「玲音もドンマイだねー」 っと、銀髪が呟く。 それに対して茶髪は短くこう言った。 「…別に。興味ない」 二人は私の左側を何事もなく通り過ぎた。 茶髪の人からは少し大人っぽい香水の匂いがした。 この街も、不良だらけだなーなんて思いながら私も気にせず歩いた。 「…あれ?」 「…どうした」 「何でもない」 そう言って立ち止まって振り向いた銀髪の存在など知らずに。