夜、起きたら理子も一緒に寝てた。





「・・・・ありがとな、理子。」





俺はそう言いながら理子の頭を撫でた。





「・・・・ん~・・・、」





理子の顔が笑った。





ほんとに子犬みたいだな・・・。





しばらく撫でてると、





「・・・雨汐先輩・・・・。」





理子が優しい声でそう言った。





・・・なんで、雨汐先輩を知ってるんだ?