ちょっとして、蒼唯は寝た。





すごく苦しそうな顔をしてた。





そうしたらいいのか分からなくて、





ずっと手を握って、大丈夫、大丈夫だよって・・・





そう言い続けた。





手を握ってると、蒼唯の表情が柔らかくなった。






汗も引いて、楽そう・・・。





良かった・・・私、蒼唯の具合がよくなるなら、






何時間でも、ずっとずっと握ってるよ。






蒼唯の手。