「・・・菊谷くん、近所の人呼ばなくていいの?」






「はい、心配・・・掛けたくないので・・・。」






「そぅ・・・。」






もうすっかり空は、オレンジ色・・・。






部活始まってる頃かな・・・。






不意に、優果の顔が浮かんだ・・・。






優果・・・優果・・・・・。






熱があるせいか・・・目の前に優果がいる気がする。






重症だな・・・コレ。