Love♥story

「あの、ありがとうございました。」





起きあがろうとしたら、頭にスゴイ痛みが走った。






「・・・った・・・!」





頭を押さえると、包帯がぐるぐる巻きになってた。







「なに・・・これ・・・・。」






「あ、ごめん、俺そういうの不器用なんだ。」






横に居る男子がへらりと笑った。






「・・・委員の人じゃ、ないんですか?」







「うん、ごめんね、ボールぶつけちゃって。」