Love♥story

それから、体は簡単に離された。






それから、蒼唯の顔が正面に見える。






これって・・・もしかして・・・、






そう思った時には、遅かった。






私の口に柔らかい何かが重なる。






あの日見た夢と、同じ感覚。






あぁ・・・何となくわかった気がする。






あの日、私にキスしたのは、蒼唯だったんだ。






強く強く押し付けられて、上手く呼吸ができない。






「まっ・・・て、くるし・・・よ・・・!」






無理矢理、蒼唯を離した。