Love♥story

保健室に、着いた。






ここに来ると、あの日の事を思い出す。






あの人と会ってしまった日。






思い出すだけでも、胸が痛む。






「大丈夫か?」






蒼唯の顔が急に近くなった。






私は咄嗟に顔を隠す。






「・・・理子・・・・。」






蒼唯の声が寂しい声になった。






「そんなに、俺の事がきらいか?」