「保健室以来だね。」





先輩が、明るくふるまってる。






理子は、少し頬を赤くさせて、先輩の名前を呼ぶ。






「怪我大丈夫?」





「はい、大丈夫です。」






そんな会話をしていて、どのタイミングでアドレスを聞くのか・・・







俺には考えられなかった。






きっと、いきなり頂戴って、そういうんだろう。







そして、予感は的中した。