「おーい!」





部活中、珍しく裕一から呼び掛けてきた。






優果がすごく嬉しそうな顔をして走って行った。






私も、それについて行く。






「優果、話があるから、ちょっと抜けてくんない?」





「・・・・え?」





優果の顔が赤く染まった。






「いいから、行こうよ。」






裕一が優しい目をした。






・・・なにコイツ・・・変なの。