「ん?どした?」
「お前、それ…食べんの?」
「へ?ああ、意外といけるよ。納豆パン。」
そう。悠真の手には、生徒の間で不評の納豆パンがしっかりと握られていた。それも5つ。
「いっつも思うけどお前って、チャレンジャーだよな…。つか、只の舌馬鹿か。」
「違うもん!俺の舌は確かだもん!」
「…はは。」
「何で苦笑いなの?!逆に傷つく!」
「お前らうるせーぞ。ちったぁ黙れ。」
「五月蝿いのはお前だ。天パ。」
「なべっちちょっと静かにして~。」
「お前等ひどくない?!」