私は美月(みづき)。
高校1年。男女共学で、徒歩通学。
家から学校までは徒歩20分かかる。
朝の7時。
いつも通り、
自分の部屋の小さな鏡と向き合って座り、
"大切なくし"で髪をとかす。
肩甲骨くらいまである黒髪を、
頭の上の方にまとめながら持っていく。
ちょうどいい高さにして
黒ゴムできつく結ぶ。
そして集めている十数個のシュシュの中から
気分で1つ選んで、結び目につける。
「よぉし、うん、おっけ!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…