―奏― 君に捧げる愛の歌



誰かが私に覆い被かってきた勢いで、その場に倒れ込む。

と同時に、ものすごい音が鳴り響いた。





なっ何??

何が起きたの???





突然の出来事に、私は全く状況を掴めない。






「奏ちゃん!俊! 大丈夫か!?」


タケさんが駆け寄ってくる。