―奏― 君に捧げる愛の歌



・・・この声はっっ



振り向くと、そこには彼がいた。





「ガキは来んなって言っただろ」





〜っっ、さっきから“ガキ、ガキ”って。



文句を言いたいのをぐっと堪える。