怒りからか、 死を宣告されてから、誰にも感情をぶつけてこなかったからなのか、 私は溜まっていたものを吐き出すように続けた。 「そうよ、私死ぬのよ。 いつ死んでもおかしくない、訳分かんない病気なんだって。 だから、別にどうなったっていいの。 どうせ、二十歳まで生きられないんだから! だから、放っといてくれてよかったのよっ!!」