死を宣告されてから、 私は自分なりに気持ちを整理していたつもりだった。 “もっと生きたい”と思わなかった事が無い訳ではない。 でも、 俊への気持ちが恋だと気づき、 俊がまた夢を追いかけようとしてくれた今― 私は、“もっと生きたい”と願うようになっていた。 もっと生きて、 俊の傍にいたい―― 俊の夢を一緒に追いかけたい―― でも、それは私には許されない。 好きな人の傍にいることもできない――