―奏― 君に捧げる愛の歌




〜♪〜〜

〜〜♪♪〜





俊が、歌ってる・・・・・・



もう歌わない、と言っていた俊が・・・・・・・



どうして・・・・・・・??






私はその場に立ちつくしたまま、俊の歌を聴いていた。





初めてちゃんと聴く俊の歌声。



それは、
優しくて、あったかくて・・・・


口は悪いけど、本当は優しい俊の心を写し出しているようだった――