「これ、奏が好きなシュークリーム。」 「わぁ―い!さっすが佑真!!」 佑真は、手土産に私の大好物のシュークリームを持ってきてくれた。 「後でジュースと一緒に奏の部屋に持っていくから、 佑真君、上がって。」 「お邪魔しま―す!!」 佑真と二階の私の部屋に行く。 年頃の男女が、などと普通なら思うが、 幼馴染みの佑真はもう何度も私の部屋に来ているので、何も抵抗はない。