紅ほっぺ




ねぇ、


優しさって君にとって何だった?


俺少しわかって来たかも。



きっと君に渡すには少し小さすぎたかな…。


すぐにどっか行っちゃう。


"一緒に探そうよ"


なんて笑い合い、手を繋ぎ、探し回れる程の関係じゃないし。



だから見つけやすいように大きい物にしようかな。

きっと出来るよ。

君への愛だけは驚く程大きいんだから。



君のために生きたって、結局それは僕のためになってる。



気付かないうちにさ、君からもらってたね。
たくさんの優しさ。




君の幸せを心から願いたい。






おはようって言う君のキラキラ光る笑顔


拗ねた時に飛んでくる全然痛くないパンチ


フワフワって香る君の栗色の髪の毛

肩をすくめてちょっと照れたように振る舞う笑顔



…そう言えば俺、この瞬間だけは本当に心から優しい気持ちになれてたじゃないか。


君のその一つ一つの何気ない仕草が、僕を優しくしてたじゃないか…。








君と触れ合っていた僕は、
ちゃんと、



ちゃんと優しい僕だったじゃないか。