「さあ、真田さん『青』です! 今度は止めたりなんかしませんから!」 「やっぱり『青』か……俺の睨んだ通りだったな……」 真田はニッパーを握りしめ、満足そうな表情で青いコードを凝視していた。 「だが……」 「だが?」 「犯人に教えてもらったコードなんて切る事は、プロの爆発物処理係のプライドがそれを許さない!!」 「なんでそぉ~~なるんだよおおおぉぉぉ~~~っ!」 .