「桜子? どうしたの? なんか心配なことでもあるの? あ、僕が明日いないから寂しいとか?!」 と、半分冗談混じりに笑いながら言う隼人。 「…そうだよ……」 私はうつむきながら隼人に聞こえないぐらいの声でかすかにつぶやいた。 「え?」 と、聞き返す隼人。 やっぱり聞こえなかったみたい。 「ううん、なんでもないよ! 一日お仕事頑張ってきてね! 応援してるから」 「ありがと。 夜の9時からの音楽番組に生放送でBellが出演するから、桜子も見てね!」 「わかった、絶対見るよ」