「仕事、久しぶりなんだけどね。」 「そ…そっか…… 頑張ってね!」 そう言うしかなかった。 隼人は芸能人で、国民的アイドルで、本当はあまり干渉するべきじゃないはず。 それなのに私……もっと一緒にいたいとか、離れたくないとか、考えてしまってた。 隼人の優しさに…甘えていた。 やめなきゃ………… こんなこと考えちゃいけない。