君がいたから




ていうか、栞のメールには、まだ教室に残ってるんじゃないかって書いてたけど、さすがにそれはないよね。



もうこんなに遅い時間だし。





そう思いながら私の教室のある廊下まで歩くと、自分の教室の電気がまだ点いているのが見えた。





あれ……?



だれかまだ残ってるのかな?









まさか………ね……




と、思いながら教室に足を踏み入れた。




そこには………



「な…なんで……」