栞………… 保健室来てくれたんだ… 栞には本当に心配かけちゃったな… と、思いながらとりあえず携帯を閉じる。 もう遅いから返事は帰ってゆっくりすることにした。 私はベッドから降りてカーテンを開けた。 「あら、やっと起きた? 具合はどう?」 と、微笑みながら声をかけてくれたのは保健室の東條先生。 東條先生は本当のお母さんみたいな包容力があって、よく生徒の相談にも乗ってあげるらしい。