なかなか離れてくれそうもないので栞を正面に引き連れたままほかのチームメイトを探す。
すると、Bellの三人がなんだか盛り上がっていたから近くに行くと、
「優太、何番だった?
俺は3番!!」
「まじで?!俺も3番!
隼人は?」
「僕も3番」
「「俺達、運命共同体だ〜〜!!」」
と、三人で肩を抱き合いながら優太と龍弥が叫んでいる。
隼人は若干押し潰されそうで苦しそうだけど、ニコニコと笑っている。
やっぱり…隼人の笑顔見るとなんか胸の奥がキュンってなるな〜……
と一人で思っていると、隼人が私たちに気がついた。
