「じゃあこれからチーム分けをするぞー。
右端から順番に番号言ってけー。」



と体育の先生に言われ、右端から1,2,3,4,1,2……と番号を順番に言っていった。



今はバレーの授業で、4チームに分かれて試合をするらしい。



あ、私今「3!!」って自分で叫んだから3番のチームだ。



誰が一緒なのかな……


と思っていると、栞が私のところに走ってきて


「桜子、何番?」


「あ、私、3番のチームだったよ」



と言うと、



「うそ!!
私も3番!!きゃ〜〜
やっぱり私たちって運命共同体だ〜〜!!」


なんて訳のわからないことを言いながらまた私に抱き着いてきた。