好きなのに。

ガタガタ ギィー
みんなが机を動かし始めた。
「ごめんな、優介じゃなくて…(笑)」
「ううん、皇太くんで良かったよ♪」
「…そっか」
「どうしたの?」
「別に?」
皇太くんが一瞬悲しそうな目をしたと思ったのは私の見間違えだったのだろうか…?
私は皇太くんのあの目が気になって授業に集中できなかった。

キーンコーンカーンコーン
『ありがとうございましたー』
午前の授業が終わりお昼休みになった。
「由香里ー!メシ食おーぜ!!」
優介が走って来た。