風馬「くーちゃんのせいじゃないよー」
風ちゃんはそう言うけど、絶対私のせいだ。
胡桃「ううん、私のせいなの。今日の朝に人が大勢いたのに大声で私と風ちゃんはただの幼なじみだよって言ったから」
黙り込む風ちゃんに私はまだ言葉を続ける。
胡桃「なんか周りの子たちは私と風ちゃんが付き合ってるって噂になってたみたい。風ちゃんからしたら迷惑でしょ?私のせいで彼女出来ないなんてダメだしさ」
本当は風ちゃんに彼女出来てほしくない。
だって彼女優先されて私と一緒にいる時間なくなっちゃうもん…。
でも、それで風ちゃんが彼女作るのを邪魔しちゃいけないと思うの。
風馬「全然迷惑じゃないけど…」
え、今の声って風ちゃんの…?

