ここからじゃ風ちゃんがなんて答えたか聞こえない。 ドクンッドクンッ 《彼女出来ちゃうかもね》 不意に伊織たちが朝に話していたことを思い出した。 風ちゃんはその人と付き合っちゃうのかな。 そしたら私はもう風ちゃんと登校出来なくなる。 風馬「おーい?くーちゃん?」 いつの間にか風ちゃんが私の目の前にいた。 告白してた女の子は、もういなかった。