「先生って、日本食が好きなの?」




「日本食だけって訳じゃないよ。洋食だって好きだけど、どちらかって言えば和食が好きな方かな」




「ふぅ~ん…。あ、葵。お帰り」



玄関先で話していると、門の開ける音で青いが帰ってきた事に気付いた。




今日も部活だったのか、美少女の顔には引っかき傷が…。




「ただいま~」

チラリとこっちを見て、すぐに興味がなくなった葵は、家の中に入っていった。


「…葵君は相変わらず美少女君だね~…」


「先生…。それ、葵に言わない方がいいですよ~」

「何があるの?」