「京夜、ちょっとだけ力出して」 京夜を支えて、無理にでも立ち上がろうとする私。 でもさすがに京夜、重いよ。 京夜は太ってるってわけじゃないんだけど、さすがに一応女子の私でも無理というか……。 でも寝てもらわないと…。 「な、………せ」 「きょっ京夜」 「ななせ……ありがと」 そう聞こえたのが最後だった。