男物の服を置いている店を探す。 たくさんある中から一つの店を選び出した。 「ここ入ろっか」 カジュアルな店。 なんとなくケイタに合いそうだと思った。 「いらっしゃいませー」 ドアを開けて中へ入ると、 店員の大きな声が聞こえた。 あたしは店の中を見渡しながら、ケイタに似合う服を選んでいく。 一通り選び終えて、 試着するケイタを待つ。 「アユ? 着てみたけど…」