ご飯も終わり、あたしはケイタと2階に上がろうとした。 「あっ、お母さん。ケイタの部屋は?」 「ん? アユと一緒でいいでしょ?」 「はぁ!?」 母親の言葉に、 あたしはびっくりして大声を上げた。 ケイタは驚いて固まっている。 「お母さんケイタの話聞いてた!? あたしたち友達じゃないんだよ!?」 「家族がいるのにケイタくんだって手出したりしないでしょ。 部屋ないんだから仕方ないじゃない」 「そうだけどさぁ~…」 「ケイタくんの布団はあとで部屋に運ぶから」 そう言って洗い物を再開する母親。