聞かなくたって分かる。 ケイタは……危ないんだ。 きっと今、生死の狭間をさまよってる。 そんな危ない状態に、ケイタはいる。 あたしはただ、願うことしかできなかった。 せっかくケイタと出会えたのに。 ケイタに恋して、 ケイタもあたしを想ってくれて。 これほど人を愛しいと思ったことなんてない。 愛することの意味を、ケイタと出会って知ることができたのに。 ケイタがいなくなれば、この恋は一生叶わなくなる。