「こうやって暇とか言ってんのが、1番幸せなのかもな」
まっすぐに窓の外を眺めながら、
ケイタは言った。
確かにそうかもしれない。
平凡な毎日が、1番の幸せなんだ。
「まぁでも、暇なのは変わんねーけど」
そう言って、ケイタは笑った。
ケイタの笑顔に、あたしはときめいた。
こんなことは、もう毎日のこと。
あたしは、ケイタの笑ってる顔が、
1番好きなんだ。
ケイタの笑顔を見るだけで、あたしも笑顔になれるから。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…