雨のち晴れ



「屋上!?」

久保田さんが言った。


「うん!ここが私の特別な場所。」




「屋上か…初めてきた。」


空を見上げて呟いた。


「私ね、辛いこととかあると、ここに来るの。ここにくると、スッキリする。
学校って小さい箱に押し込まれてるみたいで。嫌なの。苦しくなって。だけど屋上に来ると、解放されるの。笑

こうやって空を見ることもできるしね。」





誰かにこんなに、自分のことを話したの初めてだ。。




「私もこれから辛いとき、屋上に来てもいいかな?」


「へっ?」


「こうやって空を見上げたの久しぶりかも。」


久保田さんはニコッと微笑んだ。


「うん!もちろん。笑」


私も空を見上げて笑った。